集団的自衛権

 ワールドカップサッカーが始まり、毎日テレビや新聞なども報道が激しくなっています。日本は初戦大変残念な結果となりました。次の20日のギリシャとの試合は是非勝ってほしいと思います。

 もう一つ連日報道がされているのは集団的自衛権の問題です。総理大臣は早く閣議決定したい考えのようですが、なぜそんなに急ぐのか、疑問です。マスコミなどでも、もっと慎重に議論すべきとの声も高まっています。自民党議員の中でもそのような声が出ているのに、独裁的に決定したいようですね。

 民主党北海道は全道で集団的自衛権を憲法解釈変更で行使容認することに反対の取り組みを実施しています。札幌では毎週月曜日、水曜日、金曜日の昼12時10分から大通り西三丁目で街頭演説を行っています。市内の道議会議員と札幌市議会議員が共同で実施ししています。私も初日の5月26日マイクを持ちました。次は20日金曜日の予定です。

 先日もちょっとした集まりで集団的自衛権の話になりましたが、国や国民を守るという専守防衛の考え方と、他国同士の紛争に武力介入する集団的自衛権との違いを理解されていない方もいるようです。海外で自衛隊が武力を行使するということを、もっと慎重に考えるべきだと思います。札幌にも多くのアジアの国から旅行やビジネスで訪れる方が多くいます。日本はもっと平和的外交でアジアの中での地位を高める努力をするべきであり、早急に集団的自衛権行使容認を決定することはないと考えます。国民投票法改正も国会で決定しました。もっと国会や国民全体で議論すべきと考えます。憲法改正が国民の支持を得られないから、閣議で集団的自衛権行使容認を急ぐというのは短絡的です。これからも街頭演説などで市民に訴えていきたいと思います。

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