いよいよ明日4日公示

さだみつ克之集会

小川勝也参議院議員

 

さだみつ克之氏

 いよいよ明日4日公示、21日投票の第23回参議院選挙が始まります。6月21日北区サンプラザホールで、私の出身組織のJP労組の比例区組織内候補の「さだみつ克之」さんの集会が開かれました。北海道選挙区候補の小川勝也参議院議員も駆けつけ二人で政策を交えて決意表明されました。比例区候補の「さだみつ克之」さんは郵便局職員として働き、私と一緒にJP労組運動もやってきた仲間であります。厳しい選挙となりますが、勝利に向けて私も頑張ります。

 この参議院選挙は昨年の政権交代以降の阿部政権の政策に関する評価が分かれる中、阿部政権を信任するかどうか、今後の日本の方向性を示す大事な選挙になります。景気回復最優先で金融緩和と円安を進めた結果、株価は上がり円安が進み大企業は業績回復し、一部では正社員の所得アップが言われていますが、所得アップを表明した企業もボーナスでの所得アップであり、あまり経済効果は期待できない状況です。ましてや、多くの若者が非正規社員、派遣型労働に従事している現状であり、給与アップが期待できない状況です。逆に円安による輸入食材や建築資材と燃料の高騰により経済活動や市民生活に大きな影響が出ている状況もあります。

 自民党の公約にある憲法96条改正については、反対意見も強くなってきましたが、国の指針である憲法を過半数で改正できる安易なものとすることは反対です。自民党や一部の学者がいうように他の国では何回か憲法改正が行われている国もありますが、改正には日本と同様に3分の2以上の賛成が条件であったり、それ以上の厳しい条件をクリアして改正しています。条件を緩和するのでなく、もっと国民とともに憲法の在り方の論議を進めていくべきです。また、自民党憲法草案に明記されている、国防軍や集団的自衛権、基本的人権に関する改正も大変危険な考え方であると思います。

 今回の参議院選挙ではもっと、国民生活にかかわる雇用問題、社会保障制度など議論しなければいけない課題があると思います。17日間の選挙戦で国民の関心も高めて国の将来を真剣に考えていかないければなりません。

 

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