予算特別委員会終了

質問中

本日26日で予算特別委員会が終了しました。第1回定例会も残すところ28日の本会議となりました。本会議では第1部及び第2部特別委員会の委員長報告、各会派からの討論を行い、議案の採決となります。本会議では、議案採決以外にも、意見書採決や、新年度の常任委員会の決定などを行います。

予算特別委員会の質疑では、前回記載した以降に、11日に環境局でエネルギー施策について、都心部の緑化施策について質疑しました。24日のこども未来局では、市内の児童会館の運営を受託している、さっぽろ青少年女性活動協会の雇用条件の向上について、質問しました。

エネルギー政策については、11日の特別委員会当日が東日本大震災から3年目ということもあり、3年間札幌市がエネルギー政策に関して取り組んできたことをふれて、担当副市長へ今後の取り組みに挑む決意を質問しました。その後、新年度の新規事業である、二つの事業に対して質問しています。1点目は「家庭向け省エネ節電総合相談窓口事業」2点目は「再生可能エネルギー蓄電システム事業」です。

相談窓口事業に関しては、エルプラザ内にある、環境プラザで現在もNPOなどの協力により実施している、市民からの相談窓口を拡充していく事業です。様々なシステムや新技術が開発される省エネ機器や再生可能エネルギーに関する機器を市民が購入するときに、なかなか相談できる場所がなく、インターネットなどでも業者のホームページはすぐに見積もりなどになるケースが多くあり、検討する市民が気軽に相談できる体制が必要となっています。今後窓口の必要性を検証し拡充することを求めました。

蓄電システム事業は、第3回定例会において私が質問し、新年度から実現する事業ですが、小規模市有施設に太陽光パネルと蓄電池をセットで設置して、エネルギー効率などを検証していく事業です。一般家庭などでも導入する市民も増えていますが、高額なシステムなのでなかなか導入決定できない市民も多くいます。市有施設での導入結果を検証し、効果が大きいことが確認できれば、今後導入施設の拡大や、民間施設や一般家庭にも導入の補助などを検討していく必要があると思います。発電と蓄電をセットにすることで、再生可能エネルギーを有効活用がさらに進むと考えます。

都心部緑化推進事業は、札幌の魅力向上のために緑化を推進する方針であるが、都心部で新規に大規模な公園なども造成することは難しいこともあり、ビルの屋上緑化や、壁面緑化などを取り組む必要が高いが、冬期間の積雪などにより経費が大きくかかることもあり、進まない結果となっています。札幌市ではチカホにおいて、地下での緑化のモデル事業を実施しています。このような特殊緑化技術をさらに拡大していくことが必要であると求めました。

以上質問し、提言したことを今後検証しさらに市政の向上に努めていきます。

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