生ごみ資源化実験について

委員会質問

委員会質問

20日決算特別委員会で生ごみ資源化システム実証事件について質問しました。

11月から3月までの期間で南区の集合住宅で協力を承諾いただいた住宅で燃えるごみの日に、生ごみを分別収集することとなりました。収集した生ごみは定山渓にある民間の堆肥化施設へ持ち込み堆肥化する実験を行います。

現在札幌市の燃えるごみは有料化以降市民の理解と協力で大幅に削減しています。燃えるごみの中で約44%が生ごみであり、送料は10万トンを超えています。その生ごみを堆肥化することにより、さらにゴミの減量・資源化へ取り組むこととなります。一部には全市で生ごみ分別収集と資源化を求める声もありますが、分別収集の経費と堆肥化経費を考えると現実的には無理な状況であると思います。今回の実験においても分別収集に関して理解を示されなかった集合住宅もあり、今後実験の検証をして検討していくこととなります。また、現在ある堆肥化施設も処理できる生ごみは年間9,000トンであり、全市実施には課題が多くあります。札幌市は生ごみ処理機の購入補助なども実施しており、合わせて生ごみ減量化につながる取り組みを実施していきます。「捨てるとゴミ、考えれば資源」まだまだ検討する余地は多くあります。市民の皆様の意見も是非いただきたいと思います。

次回は10月27日の決算特別委員会で質問する予定です。

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