総務委員会

エネルギー教育

 昨日12日は総務委員会の議案審議、本日13日は総務委員会で札幌市次世代エネルギーパークを視察してきました。次世代エネルギーパークは全国33か所が認定を受け、小学生から高齢者まで新エネルギーを中心にエネルギー問題への理解を深めることを目的に設置されています。札幌市においては円山動物園に設置されて子供たちが、多く訪れエネルギーへの関心を高めるために貢献しています。写真は動物科学館に設置されている太陽光発電量とCO2削減のモニターです。太陽光発電、風力発電、木質ペレットボイラーなどを設置して、新エネルギー活用と温暖化対策防止について楽しく学べることとなっています。是非一度遊びに行っていただきたいと思います。

 昨日の総務委員会においては、先に出されていました、泊原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画の白紙撤回を求める陳情5件が一部訂正されたことから、再度審査を行い採決し、14日開催の本会議へ意見書を提案することとなりました。10月17日の総務委員会での審査時には継続審査としていましたが、民主党・市民連合は札幌市議会として、意見書採択に向けて努力することを委員会で述べており、今回の採択へとなりました。

 続いて議案審査では補正予算関係3件、指定管理者の指定について1件、札幌市立大学中期目標についての審議を行いました。私からは補正予算に関して2件と札幌市立大学に関して質問しました。1件目は消防団の公務災害補償について、東日本大震災での公務災害補償のための共済基金の掛け金の増額に対して、制度の内容と、札幌市においての対象件数などを質問し、年々団員数げ減少し、高齢化している消防団の充実強化を求めました。

次に台風12号による豊平川の増水などで被害を受けた豊平川緑地の復旧に関して、米里サッカー場の補修に対して市民から希望のある天然芝コートへできないのか質問しました。市は予算が大きく増えること、天然芝とする工事後に1年間使用できなくなること、芝の養生のため使用回数が減少することなどから、現在と同じグリーンサンド使用とする答弁がありました。米里サッカー場は市民の利用が多く1年間使用できないとなると問題も多いことから、補正予算を承認することとしました。

次に札幌市立大学の中間目標に関して、私から基本的な考え方や、地域貢献の在り方、人材育成の方針などを質問し、市の提案の中期目標を承認することとしました。札幌市立大学は以前に見学行きましたが、デザイン学科と看護学科ともに学生の学ぶ姿勢も研究態度も積極的であり、卒業生の就職状況も大変高く、さらに地域貢献の大きく役立つ人材育成に努めていただきたいと思います。

 明日は本会議で議案採決を行い、意見書などを採決して定例会の閉会となります。短い期間でしたが内容の濃い定例会でした。

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