第1回定例会開会

 岩見沢市など南空知地方や隣の当別町は大雪で大変なようです、北区は除雪も昨年に比べれば行き届いており、排雪も進んできました。写真は北区の除雪体制を視察に行ったときにとったモータープールでの除雪機器です。排雪後にどか雪が来なければいいのですが。

 2月14日から定例会が始まりました、会期は3月28日までとなっております。今議会では、新年度予算が主な議題となりますが、札幌市公契約条例も提案されます。公契約条例は私が議員になる前からかかわっており、何としても成立させたいと願うものです。札幌市発注の工事や業務委託、指定管理者で働く方の賃金を引き上げる目的で策定するものです。新聞報道などで皆様も読んでいると思いますが、年収200万円以下のワーキングプアといわれる方が多くなっている状況で、札幌市においても若い世代の方も多くは、家庭をもたず、苦しいい生活をしています。その生活を改善し、家庭を持ち子供を産み育てることができるようにしていくことが今求められています。

 新年度予算においても様々な市民生活向上のための施策がありますが、行財政改革プランの中で、市民負担を引き上げるものも提案されており厳し状況が続きます。児童クラブの有料化、保育料の引き上げなど新聞に何度も掲載されていることから、皆様も知っていると思いますが、札幌市の借金ともいえる市債残高が上田市長となって9年間毎年減少していますが、まだ1兆7千億円以上あります。若い世代の皆さんが札幌に定着し働き、生活していくためにも、今の私たちの世代で財政を立て直し、借金を減らす努力をしないとなりません。市民負担を求めることが大変なことであるとは理解いていますが、多くの市民が少しずつ負担していくことで、将来の札幌の基盤を強くしていくことを理解いただきたいと思います。

 市議会においても効率的な市政運営を念頭に新年度予算に対応していきます。

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