社会保障・税一体改革学習会

主催者あいさつ荒井さとし衆議院議員

昨日25日は民主党北海道主催の「社会保障・税一体改革」学習会が開催され出席しました。講師として社会保障改革には岡山4区選出の柚木道義衆議院議員、税改革は愛知11区選出の古本伸一郎衆議院議員が来道されました。

 学習会は荒井民主党北海道のごあいさつで始まり、まずは社会保障改革について、質疑をはさみ税改革についての説明がされました。以前に内閣府主催のシンポジュウムにも出席しましたので、ある程度は理解していましたが、シンポジュウムは官僚と大学教授の説明で難しい面もありましたが、さすが国会議員簡単に短い時間で要点を説明しておられました。

 超高齢化時代の到来と、政府が作ろうとしている年金制度などの社会保障についてわかりやすく説明がされました。1990年には現役5人で一人のお年寄りを支えていたのが現在は現役3人で一人のお年寄りを支える騎馬戦型になっており、2055年には一人が一人を支える肩車型になる予想です。しかし現実にはもっと早く肩車型になるのではないでしょうか、少子化が進み、若い世代の正社員としての就職が難しい時代になり、退職しても働かないと生活が苦しい世代の増加、様々な要素が絡み将来予想が難しい時代にです。この社会保障制度改革には年金や介護の高齢社会保障だけでなく、子育て支援や雇用問題を含めた幅広い社会保障改革です。自公政権が20年以上問題意識を持ちながら先送りしてきた懸案事項です。今私たちの世代で改革をしなければ、日本の未来を担う若い世代が日本に愛想を尽かして海外に流失する可能性も高くなってきます。そのための消費税引き上げ、引き上げた消費税はすべて社会保障に使用することとしています。

柚木衆議院議員

 

古本衆議院議員

 消費税引き上げには反対意見が多くあります。地域の方々からもいろいろな意見をいただきます。理解していただいている方も決して少なくはありません。政府と民主党にはもっと社会保障改革の必要性を訴えていただいて、国民理解を進めることをお願いしたいと思います。そしてお年寄りが安心して暮らせる社会、若者が将来を夢見て働ける社会の実現に向けて努力する必要があります。古本議員は国会議員が身を切ることも必要だと言っていました。何よりも社会保障の在り方を国民が議論できる環境を作るためには定数削減、歳費削減も必要でしょう。

 札幌市議会も来週から予算特別委員会の審議が始まります。私は第1部予算特別委員会の理事として審議進行にも協力する立場であり、第1部には公契約条例と保育料・児童クラブ料金の課題があり、前途多難です。会派一丸となり頑張りましょう。時間のある方は委員会傍聴やインターネット閲覧してみてください。今回の予算特別委員会からインタネット配信もします。

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