第3回定例会開会

 今日から市議会第3回定例会が開会されます。今回の議会は決算議会であり、市政全般にわたる施策に関して、特別委員会で議論されます。特別委員会はインターネットで中継されることもあり質問にあたり緊張感が高まります。札幌市政においての課題を明確にして今後の政策決定に向けて意見提言していきたいと思います。

取り壊し予定の市営住宅

新築され入居前の市営住宅

 9月10日に建設委員会で厚別区の市営住宅を視察しました。取り壊し予定の古い部屋と新築された部屋を見比べる視察でした。札幌の市営住宅は40年以上前に市の発展とともに大きく増えており近年建て替えが進んでいます。古い住宅は風呂がついていなかったり、部屋も狭く使い勝手が悪かったなと感じました。おそらく建設当時は市民に喜ばれたのだろうと思いますが、時代が大きく変わっていますね。新築の市営住宅は場所によっては高層化されエレベーターはもちろん設置されていますし、1階にはバリアフリータイプの部屋も用意されています。写真はトイレと風呂を見て自分のマンションよりもずっときれいで広くていいなと感じて写しました。市営住宅は低所得層の方が家族を持ち生活を行う上で必要であり、今後も維持をしていく必要性は高いです。しかし、現在市営住宅入居を希望しても入居できない世帯も多くあり、不公平感が高くある実態もあり、今後の政策が問われます。また一方で札幌市の市営住宅家賃の減免制度の見直しも検討されています。低所得層への負担増もありますが、他の民間住宅へ入居している同様の世帯との公平感も考えないといけません。今後会派内でも論議していき、市民に納得していただける制度としなければなりません。

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