路面電車に新型低床車両導入

新型低床車両

 4月19日に市電の新型低床車両の試乗をしてきました。市民の強い要望に応えてお年寄りや体に障がいのある方も利用しやすいように導入することとなったものです。3月18日に札幌市に到着し、4月は試運転を実施しています。私たちと同じ19日に小学生も試乗会を行い、新聞にも報道されていました。私も成人するまで中央区の市電路線沿線に住んでいたので、子供の時からよく利用しており、愛着のある交通機関でもあり、新型車両の導入を楽しみにしていました。5月3日には西4丁目停留場でお披露目のイベントも計画されております。新型低床車両は車いすの利用にも配慮しており、乗降用のスロープや車いすスペースも用意されています。

 札幌の市電は今後のすすきのと西4丁目を結ぶループ化も予定されており、ますます便利で、観光のお客様の利用も増加すると見込まれております。第1回定例会において予算特別委員会で質問しましたが、新型車両導入イベントや記念乗車券の発売も計画されております。また、市電沿線の飲食店マップなども作成し、エコで環境にやさしい市電の利用拡大に今後努めていくこととしています。ただ気がかりは市電の停留場のバリアフリー化の進捗状況であります。会派では以前から求めてきましたが、やっと計画が一部できましたが、まだまだ年数もかかります。停留所のバリアフリー化は道路拡幅により停留所の幅も拡大し高さも高くする予定であり、道路拡幅工事は大変時間を要することとなっております。今後もスピードアップを求めていきます。

車いす用スロープ

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