第84回全道メーデー

 5月1日大通公園で連合北海道主催の第84回全道メーデーが開催されました。小雨が降るなど肌寒い天気でしたが、約5,000名が参加しました。私も会場で久しぶりにに会う方など多くの参加者と会うことが出来ました。連合北海道の工藤会長は主催者あいさつの中で、春闘の妥結状況を報告し昨年よりも若干賃金引き上げがされていることを報告したうえで、「アベノミクスの波及効果は出ておらず、格差社会のベクトルは再び強まっている」と述べました。来賓として参加していた、民主党北海道代表の横路孝弘衆議院議員は「自民党の憲法改正草案では、基本的人権の尊重などの3原則が大幅に変えられようとしている」と述べて、今年の夏の参議院選挙へ総力を上げようと述べました。

 集会は「メーデーは働く人たちが主役。声をひとつに仲間を集めて、安心して暮らせる未来をみんなでつくろう」のスローガン採択を行い、「自治体財政の確保と地方分権の確立を求める特別決議」、「労働規制の緩和を許さず、最低賃金の大幅引き上げを求める特別決議」、「第23回参議院選挙必勝特別決議」の決議案3本をを採択しパレードへ出発しました。

 連日新聞やテレビでも報道されていますが、自民党は憲法改正、労働規制緩和、TPPなど、日本の国と国民の将来を危うくする政策を実施しようとしている状況でこの夏の参議院選挙はますます、重要になってきます。民主党再生に向けて再度市民との交流を進め地道に努力をしていく必要があると再認識しました。

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