委員会視察

堺市美原区役所

京都市右京区のマーク

右京区地下駐輪場

 5月15日から17日まで常任委員会「財政市民委員会」の行政視察に参加してきました。今回の視察先は、堺市美原区役所、京都市右京区役所、姫路市の3か所であります。財政市民委員会の委員長はわが会派の宝本議員であり、委員には私のほか、藤原副議長と西村議員が所属しており、4人全員参加いたしました。

 堺市の美原区役所は区役所を区の文化会館と併設した複合施設となっております。また京都市の右京区区役所も体育館や区民ホール、図書館なども併設した複合施設であります。札幌市においても市民交流複合施設や白石区区役所の複合施設化などを計画しておりいろいろと参考になる点がありました。堺市美原区は以前は単独の美原町が堺市と合併した地域であり、国道309号線を中心に製造業や物流業なども進出しています。地域の拠点として旧町役場のあったところに複合施設を建築したものです。区長や同区選出の市議会副議長さんも説明しに出席していただきました。

 京都市の右京区区役所も地下鉄延伸に伴い、地域の拠点として複合施設として整備されたものであります。体育館、図書館、区民ホールと様々な機能を設置しています。また、会議室や様々な文化サークルなども行える施設も併設しており、視察同日も多くの市民が利用していました。また、地下鉄駅直結であり、地下には大型の有料駐輪場も設置されていました。札幌市においても郊外の地下鉄駅やJR駅周辺の駐輪場を整備していますし、今後は市内中心部での駐輪場建設が課題となっており参考になる点も多くありました。

 姫路市では駅前広場の再開発とコミュニティーバスについて視察してきました。姫路市は合併により拡大した離島地域や山村地域の郡部でコミュニティーバスの社会実験を実施して、市民の利用率や市民意見を参考に運航を実施しています。札幌市においても、郊外地域など高齢化の進む地域での公共交通の在り方など検討しなければならない課題もあり、今後参考にしたいと思います。また、駅前広場再開発においても、今後JR苗穂駅周辺地域の再開発や新幹線札幌乗り入れ後の札幌駅周辺再開発などにも参考になることが多くありました。

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